よくある質問|北九州市職員募集サイト

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北九州市や市職員の仕事について

Q1 北九州市の特徴は何ですか?

A 北九州市は、都会の便利さと田舎の快適さを合わせ持ち、幅広い世代が住みよさを実感できるまちです。子育て支援、シニアライフ支援、物価の安さ、充実した医療支援などが高く評価され、さまざまなランキングで日本一に選ばれています。
また、OECDからアジア地域で初めてとなる「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」に選ばれるなど、SDGs未来都市としての本市の取り組みは、国際的に評価されています。さらに、洋上風力発電をはじめとする再生エネルギーの活用推進など、「脱炭素社会」の実現に向けてチャレンジしています。
今後も、女性や若者の定着につながる魅力ある地域づくりや安全・安心のまちづくりなど、「日本一住みよいまち・北九州市」に向けて、私たちと一緒に前進していきませんか。皆様の挑戦をお待ちしております!

Q2 市職員はどのような仕事をするのですか?国や県の職員とどう違うのですか?

A 市の仕事は国や県に比べ、より住民生活に密接に関わる仕事が多いのが特徴です。
例えば、一般事務員では、区役所等での窓口業務、税務部門での外勤業務、福祉部門での相談指導業務などがありますが、その他、様々な部署、職種においても住民生活に密接に関わり、住民と接する機会が多い点が特徴です。また、市政全般の企画、調査、研究、予算、広報、国際交流など多種多様な仕事があります。
中でも、北九州市は、政令指定都市として、県と同格の扱いを受ける人口50万人以上の大規模都市です。一般市町村と異なり、児童福祉や都市計画、道路、教育に関する事務など、通常県が行う様々な業務を市でありながら担うことができるという面と、都道府県と異なり、まちづくりや地域づくりなど市民と身近に接する業務に多く携わることができるという面の両方を備えており、職員として仕事の幅が広いことや、人口が多い分、比較的規模の大きな仕事に携わる機会が多いということが本市で働く魅力と言えます。
また、通勤・転勤についても大きな違いがあります。国家公務員や都道府県職員は、本庁に勤務するパターンと、採用地域内(九州各県)や県内の出先機関へと出向するパターンがあり、人事異動で勤務先が変われば、引っ越しの必要がでてくることもありますが、本市は、勤務場所がほぼ市内に限定されています。そのため、保育園の送迎や転校など子育ての不安もなく、安定した生活基盤のもと仕事と家庭を両立しやすいことも本市で働く魅力の一つです。

Q3 「一般事務員」は、どのような仕事に携わりますか?

A 区役所において健康保険や年金、生活保護、高齢者や障害者等の福祉に係る相談、地域づくりや祭りなどのイベント、防災対応を行ったり、市税事務所において税に関する相談や課税、滞納整理等を行うほか、本庁で市全般にかかる事業の企画、広報、企業誘致、大規模イベントの運営など、非常に幅広い業務に従事するのが、「一般事務員」です。「事務」という名前が付いていますが、市民対応から事業実施、計画策定、内部管理と従事する業務は多岐にわたります。
大学では、法学部や経済学部、文学部等の出身者が受験することが多い職種ですが、理系学部の出身者も意外に多く、学部を問わず活躍できます。

Q4 「一般技術員」は、どのような仕事に携わりますか?

A 工学部や専門系の学部の方が受験することが多い職種として、「一般技術員」があり、専門性に応じて、土木、建築、電気、機械などに細分化されています。
土木職は、道路や河川、水道・下水道、港湾、都市計画など、まちを支えるインフラ分野を中心に、企画・計画、設計工事、指導監督といった業務に携わります。
建築職は、建築都市局の住宅部門、建築部門、指導部門を中心に、まちづくりのプロジェクトや施設整備、指導審査、建築設計積算や工事監督といった業務に携わります。
電気・機械の設備職は、浄水場や下水処理施設、廃棄物処理施設ほか、様々な施設の維持管理や設計積算、営繕といった業務に携わります。
もし、関心を持って頂いた場合は、市役所の若手技術職員と1対1で個別にじっくり相談できる「技術職オンライン個別相談」を通年で実施しているので、ぜひご利用ください!
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000916306.pdf

Q5 市職員にはどのような資質が求められますか?

A 本市では、①熱く燃える「志」、②勇気と挑戦精神、③豊かなコミュニケーション、④未来を描き実現する力、これら4つの力を持ち、自己の能力を伸ばし、成長を重ねていく人を「北九州市が求める人材像」として公表しています。
本市では行政機関の職員として様々な業務を遂行していく必要がありますが、これらに挙げる能力は、全て欠かすことのできない資質です。
入職後は、概ね3年のジョブローテーションにより、様々な業務に就いていただくことになります。そのときに、未知の分野でもおそれず挑戦する、知らないことは自ら積極的に学ぶという姿勢は、入職後退職までずっと必要になります。公務員は「安定」「保守」というイメージを持たれている方も多いですが、社会や環境の変化に「柔軟」かつ「前向き」に適応し、常に業務を「改善・変革」していくという強い意志が求められます。
なお、市職員として入職後は、「北九州市職員が目指すべき職員像」を目指して成長し続けていくことが求められます。市ホームページに掲載している「北九州市人材育成方針」や職員募集パンフレットにて、ぜひご確認ください。

Q6 北九州市役所には、どういった部署がありますか?

A 北九州市には、総務局や財政局、保健福祉局など16の局、小倉北区役所など7つの区役所、会計室や危機管理室、広報室など5つの室、教育委員会や市議会事務局、行政委員会事務局など、32の局区等からなります。また、各局の中は部→課→係に分かれています。
市HPの「機構・事務分掌」から、大まかな各部署の仕事内容がわかりますので、ぜひご覧ください。
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/soumu/file_7250.html
また、詳しく各部署の仕事内容や現在取り組んでいる事業について知りたい方は「組織別HP」一覧をご覧ください。
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/shisei/menu05_0339.html

Q7 北九州の魅力や暮らしについてもっと知るには?

A 「北九州市動画チャンネル」では、北九州市に関する様々な情報を動画で分かりやすくお伝えしています。
市民の生活に役立つ動画や、北九州市の魅力を伝える動画が多数掲載されているので、ぜひご覧になってください!
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kouhou/movie_index.html
また、現在、遠方に居住されている方など「北九州市での暮らし」についてもっと知りたい方は、北九州市に定住・移住するための情報サイト『北九州ライフ』をご覧ください。
https://kitakyushulife.jp/

採用試験について

Q1 上級の試験の場合、大学を卒業していないと受験はできませんか?

A 本市の採用試験においては、一部の試験区分を除き学歴は問いませんが、試験の内容が上級等採用試験の場合、試験のレベルが大学卒業程度のものを出題しています。
なお、初級等採用試験の場合は、高校~短大卒業程度の試験内容となります。
また、主に年齢要件を満たしていること(Ⅱ区分の場合は職歴要件も満たしているか)が必要となりますので、該当年度の試験案内をよく読んでお申込をお願いします。

Q2 上級採用試験【先行枠】と上級等採用試験【通常枠】の違いは何ですか?

A 【先行枠】と【秋季枠】で実施する「行政Ⅰ(プレゼン)」は、単に試験の実施時期及び試験内容が異なるだけでなく、求める人材像が異なります。「北九州市が求める人材像」に掲げる4つの力は共通ですが、それに加えて、「進取の精神を持って新たな知識や技術を積極的に取り入れ変革しようとする気概を有し、型にはまらない自由な発想力と周囲を巻き込み業務を推進する行動力を持つ人材」を求めています。
そのため、試験についても、教養試験に公務員試験用の特別な対策が不要なSPI3を採用し、民間企業を併願する学生や第2新卒、民間企業からの転職者の受験しやすさを高めているほか、プレゼン試験(資料作成及び面接試験)を行うなど、自由な発想力や挑戦意欲、表現力を重視しています。
なお、【先行枠】における「行政Ⅰ(プレゼン)」の申込者は、【通常枠】及び【秋季枠】との併願はできませんので、該当年度の試験案内をよく読んでお申込みください。
また、令和5年度より、土木職の早期確保を図るため、【通常枠】または【秋季枠】との併願が可能な「土木Ⅰ(専門面接)」を【先行枠】に新設しました。この区分は、従来の専門試験(択一式)の替わりに、「専門性確認シート」による面接試験を行います。

Q3 上級採用試験【先行枠】の第3次筆記試験に課される「行政Ⅰ(プレゼン)」の「課題分析・提案シート」及び「土木Ⅰ(専門面接)」の「専門性確認シート」とはどのようなものですか?

A 「行政Ⅰ(プレゼン)」の「課題分析・提案シート」では、試験当日に配布する北九州市の市政等に関する課題に対して、課題を分析した上で、解決策を提案していただきます。回答にあたっては、文章だけでなく、図や表を用いることができます。なお、第3次口述試験において、作成したシートに基づきプレゼンテーションを行っていただきます。
「土木Ⅰ(専門面接)」の「専門性確認シート」では、試験当日に配布する北九州市の市政等に関する課題を基に、これまで培ってきた土木の専門知識をどのように市政に活かしていきたいか等を記述していただきます。回答にあたっては、文章だけでなく、図や表を用いることができます。なお、第3次口述試験において、その内容について質問等を行います。

Q4 日本国籍でなくても受験できますか?

A 消防士(航海・機関を含む)以外の試験区分については、日本国籍を有していなくても次のいずれかに該当すれば受験することができます。

・出入国管理及び難民認定法による永住者
・日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法による特別永住者

また、外国籍の人は、採用後担当できる職務等に制限があります。
1 公権力の行使にあたる以下の職務は担当できません。
(1)市民の権利又は自由を一方的に制限することとなる職務
(2)市民に義務又は負担を一方的に課すこととなる職務
(3)市民に対し強制力をもって執行する職務
2 公の意思の形成への参画に該当する職に就くことはできません。
公の意思の形成への参画に該当する職とは、北九州市副市長以下専決規程等に定める専決権を有する課長級以上の職及び市の基本施策の決定に携わる財政、人事、企画部門の係長級以上の職を指します。
3 昇任について
上記に反しない範囲内において昇任することができます。

Q5 学歴要件はありますか?

A 初級(一般事務員、一般技術員、消防士)については、4年制大学の卒業者の方は年齢要件に抵触することから、受験できません。なお、障害者を対象とした採用選考については、令和4年度より4年制大学の卒業者の方でも一般事務員・初級を受験可能になりました。

Q6 試験日程や募集区分、採用予定者数はいつ分かりますか?

A 年間の試験日程については、例年2月上旬頃に北九州市職員募集ホームページ上で公表しています。
募集区分及び採用予定者数については、退職等の状況により試験区分ごとに決定しており、例年4月中旬頃に同ホームページにて公表しています(上級採用試験(4月先行実施枠)については、例年3月上旬頃に公表)。
なお、毎年全ての区分で募集を行うとは限りませんので、年間の試験日程で告知する各試験案内公表日に、試験案内で確認してください。
また、北九州市職員募集のSNS(Twitter又はLINE)に配信登録いただければ、試験案内等の採用試験情報を配信しますので、是非ご登録をお願いします。
※上記の他、試験区分によっては年度途中での追加募集を行うことがありますので、同ホームページを確認してください。

Q7 試験の成績を知ることはできますか?

A 各試験の不合格者のうち、希望する人に対して、本人の試験結果(得点、総合順位)を本人宛に通知します。詳しくは北九州市職員募集ホームページの「試験結果照会申出要領」をご覧ください。
※各試験の合格発表時に、北九州市職員募集ホームページに同申出要領を掲載します。

Q8 過去問は公開されていないのですか?

A 試験問題の例題等として、前年度出題した試験問題の一部を北九州市職員募集ホームページに掲載しています。
掲載期間は、当年度の各試験案内公表日から次年度の各試験案内公表日までです。

Q9 受験に際し、新卒・既卒・住所等で有利・不利はありますか?

A 有利・不利は全くありません。受験資格を満たす受験者に対して、採用試験を公正に実施し、合格者は、成績順に決定されます。

Q10 採用試験に合格すると必ず採用されますか?

A 最終合格者は、試験区分ごとに作成される採用候補者名簿に登載され、各任命権者(市長等)はその中から採用予定者数に応じて採用者を決定します。そのため、必ずしも合格すれば採用決定ということにはなりませんが、過去においては本人が辞退しない限り全員が採用されています。
なお、採用の時期については、原則として試験実施の翌年度の4月1日ですが、既卒者等についてはそれ以前に採用される場合があります。

Q11 第1次筆記試験の服装はスーツ等でなければいけませんか?

A 服装は自由です。試験を受けやすい服装で構いません。ただし、消防士区分を受験される方は、1次試験で体力テストがありますので、運動着と体育館用運動靴、タオルを持参してください。

Q12 筆記試験を欠席したいのですが、北九州市人事委員会行政委員会事務局宛てに連絡は必要でしょうか?

A 筆記試験をやむなく欠席する場合は事前に連絡する必要はありません。なお、口述試験を欠席する場合は、受験者ごとに時間を設定しているため、必ず連絡をお願いします。
なお、北九州市職員採用試験は、皆さんの申込みによって試験の準備が進められ、経費は市民の方に納めていただいた税金が使われます。貴重な税金を有効に活用するためにも、試験の申込みをした方は必ず受験するようお願いします。

合格から採用まで

Q1 合格してから採用までの手続きはどうなっていますか?

A 最終合格発表の後、各任命権者(市長等)から入職の意向についての照会があります。その後、採用内定通知があり、必要書類等の提出についての指示があります。 なお、民間企業等経験者区分の方は職歴証明書を、免許等を必要とする試験区分の免許等取得見込みの方は、受験資格に定める期間までに該当免許等の写しを提出していただきます。

Q2 合格してから採用までの間に、どういったフォローがありますか?

A 合格後、民間企業のような内定式は行っておりませんが、内定者を対象としたオンライン交流会を開催し、入職前から同期職員となる内定者同士の交流を図っています。 また、内定者の方には毎月ニュースレター等を配信しており、先輩職員の話や入職手続きに関する情報など、様々な気になるニュースをお届けしています。

Q3 最初の配属先はいつ決まりますか?

A 現在、入職者は4月1日付けの配属となっており、配属先については、3月下旬にお知らせしています。(変更される可能性もあります。) 市外から転居してこられる方については、転居先を決めるため早めに知りたい方もいらっしゃると思いますが、前倒しのお知らせは行っておりません。 ちなみに、市外から転居してこられる入職者の方は、本庁だけでなく市内のどこに配属されても困りにくいよう、通勤を考慮し、JRやモノレール、バス等の公共交通機関の便が良い立地を検討される方が多いようです。

Q4 合格後、採用までに何か勉強しておいた方が良いことはありますか?

A 合格後、特定の分野について事前学習を求めることは特にありません。 ただ、働く中で公用車を運転して移動する機会は多くなりますし、公務上免許を必要とされる職場は意外と多いのが現状です。そこで、職員として様々な業務に就いて成長して頂くため、また自身のキャリア形成上の支障とならないため、自動車運転免許をお持ちでない方は免許の取得を推奨します。(公用車は軽自動車のATがほとんどなので、AT限定で問題ありません。)。ペーパードライバーの方、可能であれば事前に練習されておくことをお勧めします。 また、ごく一部の部署を除いて、仕事においてパソコンを利用は必須です。そのため、ワードやエクセルの基本的な操作について慣れておくことをお勧めします。

Q5 職員は何の交通手段で通勤していますか?車通勤も可能ですか?

A 職員は、一般的にはJR,モノレール、バス等の公共交通機関を利用して通勤していることが多いですが、徒歩や自転車、不便な場所にある出先機関の職員で車通勤している職員もいます。 ただ、車通勤の場合、使用距離に応じた手当額が決まっており、十分な額と言えないこと、ガソリン代や駐車場代を自己負担する必要があることから、手出しになる可能性が高いと思います。 基本的には、経済合理的であると認められる通勤手段であれば、認められると思いますので、配属後、所属の担当者にご相談のうえ、給与課に届け出てください。

Q6 職員はどんな服装で働いていますか?

A 一般事務員や一般技術員の制服は特にありませんので、基本自由です。ただし、市職員として働く以上、市民に不快な思いをさせるような服装、髪型、身だしなみ等は避け、清潔感のあることが大前提となります。 男性職員の場合、スーツ又はパンツにジャケット、夏季は半袖シャツか半袖ポロシャツにパンツというのが一般的です。女性職員は比較的幅が広いので、現場で判断して頂ければと思いますが、Tシャツやデニム、スニーカー等のカジュアル過ぎる服装は避けた方が良いと思います。 なお、技術職の方には作業着が支給されることが多いため、職場では作業着を着ている職員も多いように感じます。

Q7 市職員が所属している部活やサークルはありますか?

A 本市には、野球部、スキー部、バドミントン部、卓球部、ラグビー部、剣道部、バレーボール部、バスケットボール部、山岳部、空手道部、サッカー部、ランニング部、将棋部、ソフトテニス部、硬式テニス部、などがあり、職員間の横のつながりを深める場にもなっています。 このほかにも、若松の五平田ばやし同好会や、民間企業の方も参加しているサークルなどがありますので、興味のある方は、ぜひ自分に合った部活・団体を探してみてください。

入職後の人材育成について

Q1 採用後の配属・異動はどのようになりますか?希望部署には配属されますか?

A 本市では、入職後最初の10年間を「育成期」と位置付けており、入職10年程度の間に本庁や区役所等でさまざまな業務に従事し、市職員に必要な基本的能力を養っていただきます。1つ目の部署が本庁部門の場合は2つ目の部署は区役所などの出先機関、1つ目の部署が出先機関の場合は2つ目の部署は本庁部門というように、双方で経験を積みながら、市職員として成長していただきます。
本市は人材育成の観点から、おおむね「在課3年」を目安にジョブローテーションを行っています。また「自己申告制度」により、本人の意欲や希望が人事部門まで届くよう配慮しているほか、所属の上司との間で「新年度面接」や「自己申告面接」を実施しており、キャリアプランに関して話し合う機会も設けています。
なお、配属や異動は職員の職種・適性・希望・業務の必要性などを総合的に考慮して行われるため、全ての職員が希望どおりの職場に配属されるとは限りません。
勤務地は原則市内ですが、職員の能力開発と人材育成のため、希望に応じて中央省庁や他都市などへの派遣研修を行っており、その場合は東京等への転居が必要となる場合もあります。

Q2 入職後、どのような研修を受けることができますか?

A 本市では、職員研修所を設置し、職員の能力開発と人材育成に力を入れており、豊富な研修プログラムを用意しています。一般市町村においては、自前で研修施設を設けていない自治体が多く、県単位の合同研修所での受講となることも多いのに比べ、様々な研修を受講しやすく、自身の能力を高めやすいことも、本市で働く魅力の一つと言えます。
具体的には、入職1年目の新規採用職員研修(前期・後期)を始め、採用2年次、3年次、6年次、10年次と、入職から約10年の育成期の期間中、きめ細かく必修研修を実施し、基礎的な能力の養成に力を入れており、同期職員同士の横のつながりを強める役割も果たしています。その後も、主査、係長、課長と昇任の都度、階層別研修を実施しています。
また、ビジネススキルとして必要とされる計画力やリーダーシップ、説得力、文書作成能力などの向上や、パソコンスキル研修、各業務の初任者向け研修など、職員としての成長に必要となる能力の習得も、希望制で受講することができます。
さらに、資格取得助成制度や北九州市立大学ビジネススクールの修学助成、e-ラーニングによる学習コンテンツの提供など、自己啓発を支援するメニューにも力を入れており、職員のやる気を応援しています。
その他、受講できる研修の詳細は、「職員研修概要」をご覧ください。
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/soumu/sou-kensyu.html

Q3 入職後、どのようなキャリア形成が可能ですか?

A 本市では、入職後10年感を「育成期」として、複数の部署での経験や階層別研修を通じて市職員としての基礎的な能力を養っていただきます。その後、「開花期」を経て「発揮期」には、ゼネラリストとして働くか、スペシャリストとして働くかを選び、積み上げた経験や培った能力を発揮していただくことになります。
現在、スペシャリスト職員認定制度としては、税分野や福祉分野があり、認定された職員は原則として認定分野内で人事異動が行われます。
また、本市のキャリア形成の支援に向けた取組として、毎年、職場の上司との「新年度面接」・「自己申告面接」を行っており、これまでを振り返りながらキャリアプランに関して話し合う機会を設けているほか、育成期である採用3年次と6年次に人事部門と職員がキャリア等について直接話し合う「人事課キャリア面談」を実施しています。
さらに、メンター制度や女性職員向けのワークライフデザイン研修を実施し、職員のキャリア形成上の悩みや仕事と家庭との両立の不安の解消に取り組んでいます。

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