職種紹介・先輩職員からのメッセージ|北九州市職員募集サイト

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先輩職員メッセージ
取材当時(令和3年度)の情報です。
一般技術員 機械
前田 俊介
利用者の皆さまに満足いただける港をつくりたい。 船舶に荷物を積み下ろしする港湾荷役機械の維持・管理を担当しています。最近は老朽化したコンテナクレーンの更新事業を立ち上げ、仕様検討や予算要求、設計・工事の発注及び、クレーンメーカーや関係業者と協議を行っています。クレーンを製作する際は、まず自分自身が機械に同乗させてもらいます。クレーンの使用業者にヒアリングするだけではなく、実際に自分が見て触って体験することで、問題点を把握し解決策を見出すことができるからです。関係者の皆さまが利用しやすい港づくりを目指し、工夫しながら業務に取り組んでいます。
作業風景
受験者の皆さんへ
自分が携わった公共工事が、市民の皆さまの日常に溶け込んでいるのを見るとやりがいを感じられます。私は機械職ですが、今は事業計画や予算措置等も任されており、意外とこれらの業務も楽しいです。市の多種多様な仕事を通して、多くの気付きが得られます。
1日のスケジュール
1日のスケジュール表
※時差出勤(9:30〜18:15)
働く魅力を漢字1文字で表現すると!
  • 逢
  • 市役所で経験できる仕事は幅広く、異動の機会も多くあります。様々な仕事や人、そして自分の可能性との出『逢』いに恵まれています。
Q.北九州市役所を志望したきっかけについて教えてください。
  • A.
  • 世界的に環境問題が深刻化する中、北九州市が環境改善活動を積極的に進めていることを知り、興味を持ちました。北九州市が、公害問題を克服し、さらには環境モデル都市として全国の自治体を先導して環境改善に努めていく姿勢に感銘を受け、私も一緒に街を変えていきたいと思い志望しました。
Q.現在ご担当されている業務の内容について教えてください。
  • A.
  • 現在は、港湾荷役機械の維持管理業務を行っています。その中でも、主要業務として、太刀浦コンテナターミナルにある老朽化したコンテナクレーンの更新事業を立ち上げ、進めています。これからの物流状況に合わせたクレーンの仕様検討、予算要求、設計・工事の発注及びクレーンメーカー・荷役関係業者との協議を行っています。
Q.現在ご担当されている業務を遂行するために、
どんなことを意識したりして仕事をしていますか。
  • A.
  • 「実際に体験する」ということを意識して仕事をしています。コンテナクレーンは、荷役業者が使用するため、どのように使われているのかが分かりません。そのため、ヒアリングはもちろんのこと、実際にクレーンに同乗し体感させてもらい、現状の問題点を把握し、その解決策を見出していくことで、より利用しやすいクレーンを製作できるように工夫しています。
Q.現在の担当業務を行う中で起こった、
特に印象に残っている出来事について教えてください。
  • A.
  • 荷役機械の修繕工事完了後、利用者が試運転していたところ、エラーで動かなくなったとの報告がありました。荷役作業は、別の機械で対応していただきましたが、利用者へ迷惑をかけてしまいました。施工業者を呼んで調査したところ、工事で補修したセンサの取り付け部分が振動で緩んでいたことが原因でした。工事完了前に監督員の私が自分でボルトの緩みを確認していれば、このようなことが起きることがありませんでした。大事なことはしっかり自分で確認すべきだと改めて認識した出来事でした。
Q.現在の担当業務に取り組む中で、
どのような点に仕事のやりがいや面白さを感じますか。
  • A.
  • 現在担当しているコンテナクレーン更新事業では、利用しやすい港づくりを目指しています。そのため、利用者から新規クレーンに対する要望を聞き、どのような方法で実現できるかを検討します。検討する中で様々な課題がありますが、クレーンメーカー・整備会社と意見を出し合いながら解決し、利用者に喜んでいただけた時は大きな満足感を得ることができます。課題解決に時間を要することはありますが、その経験は今後の仕事にも生きてくるため、妥協せず一生懸命向き合うことが自分の成長に繋がっていると感じています。
Q.現在の担当業務を含めて、
これまでの職場の雰囲気や上司、同僚との関わりなどの観点から、
働きやすさについてのお考えを聞かせてください。
  • A.
  • 上司は、私の考えに耳を傾けた上で、異なる視点からのアドバイスもくださいます。そのため、自分の意見を言いやすくも、重要な部分はしっかり指摘してくれます。また、職場の雰囲気も明るいため、同僚や上司に相談しやすくとても働きやすい環境です。
Q.北九州市職員として働いていてよかった、
と感じる点があれば具体的に教えてください。
  • A.
  • 自分が住む街の公共工事に携われるため、完成した施設が市民に利用されている様子を身近に感じることができます。その様子を見て、北九州市のために貢献できていることが嬉しく思います。