取材当時(令和3年度)の情報です。
食の安全を守る重責にとてもやりがいを感じます!
大学では、水産学を専攻。教職へ進むか迷いましたが、専門知識をより生かせると思い、現職を選びました。東部生活衛生課では、中央卸売市場や食品製造業者、集団給食施設の監視指導業務を担っています。どの業務も市民の食の安全を守る重責があり、とてもやりがいを感じます。また、製造規模や内容も多種多様な事業者からの問合せや相談に対して、不利益や混乱を与えないように、最新の関係法令等を常に把握し、丁寧かつ的確に応じるように努めています。結果、感謝の言葉をいただいたときは、市職員として働いていて本当に良かったと思います。
どんな業務でも、興味と熱意をもち、失敗を恐れずに挑戦する人が活躍できる組織風土です。皆さんもチャレンジ精神をもって、私たちと一緒に働きましょう!北九州市役所の上司や先輩、仲間たちが、頑張る皆さんの思いをきっと後押ししてくれます。
働く魅力を漢字1文字で表現すると!
- 北九州市役所は、仕事においてもプライベートにおいても、自分をいつも『輝』かせることができる最高の職場だと感じています。
Q.北九州市役所を志望したきっかけについて教えてください。
- A.
- 大学では水産学を専攻しており、生まれ育った北九州市での就職を希望していました。大学4年生の時に北九州市役所の職員採用試験に水産職の募集があることを知り、受験しました。教員になる道もあり、どちらに進むか迷いましたが、大学で学んだ専門知識をより生かせるのではないかと思い、北九州市役所に入職しました。
Q.現在ご担当されている業務の内容について教えてください。
- A.
- 担当業務は、大きく分けて3つです。1つ目は、中央卸売市場の監視指導です。市場では生鮮食品から加工食品まで、毎日多くの食品が流通しています。これらの中に有毒・有害なものがないか、食品が衛生的に取り扱われているかを監視しています。2つ目は、食品製造業者への監視指導です。広域に流通する食品が衛生的に製造・加工されているか、製造室内に異物混入の原因となるものがないか、製品に適正な食品表示が付けられているか立入調査を行います。3つ目は、集団給食施設への監視指導です。保育所、小学校、病院、高齢者福祉施設などの給食施設では食中毒が発生すると一度に多くの患者が出ます。そのため、調理場に立入調査を行い、食中毒予防の視点で衛生管理に関する指導と助言を行います。
Q.現在ご担当されている業務を遂行するために、
どんなことを意識したりして仕事をしていますか。
- A.
- 営業者への指導や助言は、関係法令等に基づいて的確に行わなければ、不利益や混乱を与えることになるため、確実に根拠を抑えた上で業務を行う重要性を学びました。このため、常に最新の関係法令等を把握し、営業者への指導や助言を的確に行うことを意識しています。
Q.現在の担当業務を行う中で起こった、
特に印象に残っている出来事について教えてください。
- A.
- 食品製造業者への監視指導業務では、食品表示の不適切表示や表示違反の改善を指導することがあります。その中で、食品の産地偽装に関する調査にも携わりました。産地偽装はニュースに取り上げられることもあり、私たちが行っている業務の重要性や注目度の大きさを感じました。
Q.現在の担当業務に取り組む中で、
どのような点に仕事のやりがいや面白さを感じますか。
- A.
- 製造された食品の微生物検査や理化学検査を行い、食品が法律の基準に適合しているか確認したり、適正な食品表示により消費者に正しく情報が伝えられているか確認したりすることで、市民の皆さんが口にしている食品の安全を守っていると実感できる点にやりがいを感じます。また、営業者からの様々な問合せや相談に、自分自身も勉強しながら対応した結果、感謝の言葉をいただいた時には、自分の仕事が市民や営業者の役に立っていることを感じ、やりがいや面白さを実感しています。
Q.現在の担当業務を含めて、
これまでの職場の雰囲気や上司、同僚との関わりなどの観点から、
働きやすさについてのお考えを聞かせてください。
- A.
- 衛生職は、職員数があまり多くないこともあり、みんなが顔なじみです。そのため、業務で行き詰まって相談した時など、優しくアドバイスしてもらえますし、職場の雰囲気もよく、働きやすいと思います。
Q.北九州市職員として働いていてよかった、
と感じる点があれば具体的に教えてください。
- A.
- 北九州市内の食品製造事業者は、全国的に有名な企業の大規模工場から、地元に根付いた小規模工場まで幅広いです。これらの施設に立ち入りを行い、食の安全に尽力できることはとても魅力的で勉強になり、北九州市の職員で良かったと感じます。