取材当時(令和3年度)の情報です。
健康や育児の不安・悩みに寄り添い、サポート。
担当地域の乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の方々を対象に、保健活動を展開しています。具体的には母子保健事業、成人保健事業、地域の健康づくり事業等を行っています。対象者の方と信頼関係を築きその方の問題を一緒に考えて支援したり、地域住民の方々と健康づくりのイベントを企画したり、人と向き合う仕事ならではのやりがいや達成感があります。北九州市役所は「保健所」と「市町村保健センター」の機能を併せもち、教育体制も整っているので、保健師として幅広い経験を積みキャリアアップをしたい方におすすめです。
北九州市役所では、保健師としてはもちろん、どの職種で入職しても様々な部署と業務で幅広い経験ができます。同期入職した保健師や他職種の同僚も多く、とても心強いです。皆さんと一緒に働ける日が来るのを、楽しみにしています!
働く魅力を漢字1文字で表現すると!
- 業務を通して、地域の『色』々な人と出会い、色々な光景を目にし、色々な経験ができる仕事です。
Q.北九州市役所を志望したきっかけについて教えてください。
- A.
- 行政保健師を目指すにあたり、政令指定都市である北九州市は「保健所」と「市町村保健センター」のどちらの機能も兼ね備えているため、保健師として様々な経験ができるという点に魅力を感じました。また、私は北九州市出身で元々北九州市に思い入れがありましたが、大学時代に他の自治体で保健師実習を受けた際に、北九州市は保健師の教育体制が整っていると聞き、北九州市に入職したいという気持ちがさらに強まりました。
Q.現在ご担当されている業務の内容について教えてください。
- A.
- 私が所属している地域保健係では、大きく分けて3つの業務を中心に行っています。1つ目が母子保健事業、2つ目が成人保健事業、3つ目が地域の健康づくり事業です。母子保健事業では、母子健康手帳の交付や新生児訪問、子育てに関する教室等を実施しています。成人保健事業では、特定健診受診後の保健指導、健診未受診者に対する受診勧奨、糖尿病重症化予防等を行っています。地域の健康づくり事業では、各地域における健康課題の解決に向けて地域住民と情報を共有し、話し合いながら協働して地域保健活動を展開しています。
Q.現在ご担当されている業務を遂行するために、
どんなことを意識したりして仕事をしていますか。
- A.
- 社会情勢の変化に伴い地域住民のニーズは多様化しています。これらに対応していくためには、常にアンテナを張り専門的な知識や技術を更新・獲得していくことが大切であると感じます。日々の業務で悩むことも多いですが、そんな時には一人で抱え込まず同僚や上司に相談することを心がけています。
Q.現在の担当業務を行う中で起こった、
特に印象に残っている出来事について教えてください。
- A.
- 保健師という職業柄、育児や健康に関する不安・悩み等様々な相談に応じる機会が多々ありますが、「今まで誰にも相談できなかったけど、言えてよかった」「話を聞いてもらえて安心した」等の言葉をいただけるとやはり嬉しく、こちらもとても安心します。
Q.現在の担当業務に取り組む中で、
どのような点に仕事のやりがいや面白さを感じますか。
- A.
- 地域保健係の保健師は、小学校区単位でいくつかの校区を受け持ち、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の方々を対象に保健活動を行います。日々の業務を行いながら地域全体を見ることができる点は面白いなと感じます。また、対人業務ならではの難しさもありますが、信頼関係を構築するところから始まり、対象者の方と一緒に課題解決に向けて考えたり、地域住民の方々と話し合いながら健康づくりに関するイベントを計画したりするのはやりがいを感じられます。
Q.現在の担当業務を含めて、
これまでの職場の雰囲気や上司、同僚との関わりなどの観点から、
働きやすさについてのお考えを聞かせてください。
- A.
- 家庭訪問や地域の健康づくりの会議等、業務自体は一人で行うことがほとんどですが、一人で解決できない問題や悩みが出てくれば同僚や上司に随時相談しながら進めていくことができます。今の職場しか経験したことがありませんが、誰にでも相談しやすい優しい雰囲気の職場です。
Q.北九州市職員として働いていてよかった、
と感じる点があれば具体的に教えてください。
- A.
- 保健師や他職種の同期が沢山いるため、心強いと感じます。