取材当時(令和3年度)の情報です。
新たに創設された部署で将来の行政サービスを実現!
2021年度に新設した部署で、行政サービスのデジタル化支援を担当しています。具体的には、キャッシュレス決済の導入支援、窓口業務の分析や課題整理を行い、業務の最適化・効率化を図る実証業務等を行っています。新しい行政サービスのあり方を検討し、実現する仕事なので課題は多いですが、事業を立ち上げ、成し遂げられることを誇りに、各所の協力を得ながら日々業務に励んでいます。現職には庁内公募で異動しましたが、北九州市役所は人材育成制度や子育て支援等が充実しているので不安はなく、キャリア形成を考えて働ける環境に満足しています。
北九州市のために働きたい!という気持ちが大事です。電気職だけでも様々な部署や仕事があり、どの業務も市民生活に深く関わっています。自ら手がけた仕事が、巡り巡って自身や家族の生活を支えていると実感でき、やりがいを感じられますよ。
働く魅力を漢字1文字で表現すると!
- 上司や同僚と飲みに行くと、必ず『熱』い話が始まります。多くの職員が、北九州のために熱心に働いていることが最大の魅力です。
Q.北九州市役所を志望したきっかけについて教えてください。
- A.
- 学生時代や前職で培ってきた技術的な知識や経験を生かした仕事の成果が、自分や自分の家族の生活にダイレクトに繋がるような仕事がしたいと思い、市民に最も身近な市の技術職員を志望しました。
Q.現在ご担当されている業務の内容について教えてください。
- A.
- 市の公共施設における、行政サービスのデジタル化の支援を行っています。具体的には、キャッシュレス決済の導入支援業務の他、窓口予約の最適化や業務効率化を図るための実証業務、出張所におけるオンライン相談窓口の実証実験業務などを担当しています。
Q.現在ご担当されている業務を遂行するために、
どんなことを意識したりして仕事をしていますか。
- A.
- 新しい分野の仕事が多いため、とにかく分からないことは分かるまで調べることを心がけています。技術だけでなく法令や制度、事務的な内容についても人任せにせず、必ず自分で納得するまで調べてから仕事を進めるように意識しています。
Q.現在の担当業務を行う中で起こった、
特に印象に残っている出来事について教えてください。
- A.
- 現在担当しているオンライン相談窓口の実証実験は、複数の部署の人たちと関わりながら、新しい行政サービスのあり方を実現していく仕事です。それぞれの立場が異なる中で、意見をまとめ、調整していくのは大変でしたが、丁寧に粘り強く、納得できるまで話し合いを重ねることで、協力を得ることができました。これから実験が始まるところですが、どれだけデジタル技術が発達しても結局それらを使うのは人間であり、技術は人間を生かすためにあるべきだと再認識させられました。
Q.現在の担当業務に取り組む中で、
どのような点に仕事のやりがいや面白さを感じますか。
- A.
- デジタル市役所推進室という今年度創設された新しい部署で、これまでに無かった新しい仕事を担当することは率直に面白いと感じています。将来、「この事業は自分が立ち上げた」と胸を張れるような仕事ができるように、日々業務に励んでいるところです。特に現在の担当業務は、様々な部署と関わり、将来のあるべき行政サービスの姿を描きながら、技術職としての強みを生かして各現場の課題を解決していく仕事です。難しい面もありますが、やりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。
Q.現在の担当業務を含めて、
これまでの職場の雰囲気や上司、同僚との関わりなどの観点から、
働きやすさについてのお考えを聞かせてください。
- A.
- 入職後に子どもが2人生まれ、共働きのため保育園の送り迎えや急な看病などで休みや早退をもらうことがありますが、業務に都合をつけてくれたりバックアップを考えてくれたりと理解のある職場です。利用できる休暇や支援制度も多く、それらを取得しやすい雰囲気もあり、女性や子育て世代は特に働きやすいと思います。
Q.北九州市職員として働いていてよかった、
と感じる点があれば具体的に教えてください。
- A.
- 私は庁内公募で現職場に異動しました。北九州市役所には、定期的な職場異動により、様々な部署で幅広い業務を経験でき、公募や自己申告などで自分の希望を伝える機会もあります。研修等の人材育成制度も充実しており、自分のキャリアを考えながら働くことができる点はとても良いと感じます。