入職後の人材育成について|北九州市職員募集サイト

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入職後の人材育成について

Q1 採用後の配属・異動はどのようになりますか?希望部署には配属されますか?

A 本市では、入職後最初の10年間を「育成期」と位置付けており、入職10年程度の間に本庁や区役所等でさまざまな業務に従事し、市職員に必要な基本的能力を養っていただきます。1つ目の部署が本庁部門の場合は2つ目の部署は区役所などの出先機関、1つ目の部署が出先機関の場合は2つ目の部署は本庁部門というように、双方で経験を積みながら、市職員として成長していただきます。
本市は人材育成の観点から、おおむね「在課3年」を目安にジョブローテーションを行っています。また「自己申告制度」により、本人の意欲や希望が人事部門まで届くよう配慮しているほか、所属の上司との間で「新年度面接」や「自己申告面接」を実施しており、キャリアプランに関して話し合う機会も設けています。
なお、配属や異動は職員の職種・適性・希望・業務の必要性などを総合的に考慮して行われるため、全ての職員が希望どおりの職場に配属されるとは限りません。
勤務地は原則市内ですが、職員の能力開発と人材育成のため、希望に応じて中央省庁や他都市などへの派遣研修を行っており、その場合は東京等への転居が必要となる場合もあります。

Q2 入職後、どのような研修を受けることができますか?

A 本市では、職員研修所を設置し、職員の能力開発と人材育成に力を入れており、豊富な研修プログラムを用意しています。一般市町村においては、自前で研修施設を設けていない自治体が多く、県単位の合同研修所での受講となることも多いのに比べ、様々な研修を受講しやすく、自身の能力を高めやすいことも、本市で働く魅力の一つと言えます。
具体的には、入職1年目の新規採用職員研修(前期・後期)を始め、採用2年次、3年次、6年次、10年次と、入職から約10年の育成期の期間中、きめ細かく必修研修を実施し、基礎的な能力の養成に力を入れており、同期職員同士の横のつながりを強める役割も果たしています。その後も、主査、係長、課長と昇任の都度、階層別研修を実施しています。
また、ビジネススキルとして必要とされる計画力やリーダーシップ、説得力、文書作成能力などの向上や、パソコンスキル研修、各業務の初任者向け研修など、職員としての成長に必要となる能力の習得も、希望制で受講することができます。
さらに、資格取得助成制度や北九州市立大学ビジネススクールの修学助成、e-ラーニングによる学習コンテンツの提供など、自己啓発を支援するメニューにも力を入れており、職員のやる気を応援しています。
その他、受講できる研修の詳細は、「職員研修概要(外部リンク:北九州市ホームページ)」をご覧ください。

Q3 入職後、どのようなキャリア形成が可能ですか?

A 本市では、入職後10年感を「育成期」として、複数の部署での経験や階層別研修を通じて市職員としての基礎的な能力を養っていただきます。その後、「開花期」を経て「発揮期」には、ゼネラリストとして働くか、スペシャリストとして働くかを選び、積み上げた経験や培った能力を発揮していただくことになります。
現在、スペシャリスト職員認定制度としては、税分野や福祉分野があり、認定された職員は原則として認定分野内で人事異動が行われます。
また、本市のキャリア形成の支援に向けた取組として、毎年、職場の上司との「新年度面接」・「自己申告面接」を行っており、これまでを振り返りながらキャリアプランに関して話し合う機会を設けているほか、育成期である採用3年次と6年次に人事部門と職員がキャリア等について直接話し合う「人事課キャリア面談」を実施しています。
さらに、メンター制度や女性職員向けのワークライフデザイン研修を実施し、職員のキャリア形成上の悩みや仕事と家庭との両立の不安の解消に取り組んでいます。

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